GREEにはまってみた その2

そもそも僕がGREEを始めたきっかけとして、寂しさを紛らわすためのものだったかもしれない。
ここではペットも飼えると言いましたが、クリノッペという変てこな生き物です。
始めは気持ち悪い感じがしていたけど、次第に情がわいてくる。タマゴッチの進化版かもしれないね。(古っ)
それからここで遊ぶきっかけとして、人間ウォッチングも兼ねていると言うこと。
全く見ず知らずの人とまじわる事が、いとも簡単に出来てしまうと言うこの事実を目の当たりにしているのです。


この環境の中での友達に、実は人妻が多く存在し、その人達とGREEメールで度々対話をしている。
別にオープンな場所で出来る話もあったんだけど、直接メールが送られてくる時があり、幾度と誘われている気がしてならなかった。この時の会話も内輪では話せないコミュニケーションが繰り広げられている。

そういう人達は何かしら家庭に不満・物足りなさ?から歩み寄ってくるのか?何故なんだろう?と思いつつも、真相には触れず、やり取りを何度か繰り返す。そして毎晩きりのいいところで「今日もおやすみなさい」と締めくくる。これが毎日繰り返される。次第に洗脳されてきた感じがしてきてならない。
中でもよく話をする地方の女性は、GREEメールのやりとりが頻繁にあって、今までに無い新鮮さみたいなものを得ている。そして現実の家庭には存在し得ない自分をさらけ出す環境がつくりあげられてしまっている。
でも、毎回その先の一歩(一言)には踏みこめず想いとどまってしまうのだ。怖気づく。(まぁその気も無いけど。でも危険)


お互い浮ついた気持ちは無い様に思えたが、次第に壁は低くなり、密接になっていくのだ。相手は何を考えながら行動しているのか?気になって仕方が無く、ついつい受け入れてしまった様にも思い返す。
度々メールがやってきては、何とも言葉に出来ない内容を綴ってきたりもして。「本当に人妻か〜?」っと言いたくなる。もうわけが分からなくなる時もあって自分が嫌になる。
(完全に異性に対して不信を抱くようにもなってきた)

ここで出会った女性は、非常に気をつかってくれて癒しの言葉をかけてくれる。「おかえりなさい」「あまり無理しないでね」「ちゃんとご飯食べるのよ」などと常に優しい言葉をかけてくれるため、自分でも知らず知らずと怖いくらいに身を投げ出してしまいそうになってしまうのだ。だが、この環境は完全にGREEと言う塀に閉じられた空間であり、その塀から抜け出す環境は存在せず、「この場だけで楽しむ」云わば架空(もしくは檻の中)の世界なのだと自分は捉えている。
その方が、気がらくだ。


そんな世界に暫く浸っているけど、おそらく今後は得るものは何も無いのかもしれない。
今がよければ良いと言う気持ちだけであって、そんな世界がSNSには溢れている。
そこのあなたも、もしかしたら相手が知らない場所でこういう事をやっているかもしれないよ。

この環境に依存してしまう人が増えている事は事実であり、本当に一歩間違えれば危険と隣りあわせだと言う事も忘れてはならない。そのためにもセキュリティ面は万全にしいておかないと、取り返しのつかない事件は昔も今もこの先も変わらなく、受け継がれていくのだろう。

という事を最後に付け加えておくよ。それでも一緒にGREEやりたいなら声かけてねw